学校法人白根開善学校
中・高等部教諭
1973年
9月12日生まれ。石川県金沢市出身。横浜国立大学教育学部卒業。
小さい頃から、「テレビだめ」「野球だめ」「自転車だめ」「ボクシングだめ」「医者か弁護士になれ」という厳格でスパルタ教育の父親の元で、暴力にさらされ、不安に苛まれ、自分本位でない時間が過ぎていくことに耐えられず、ついに小学6年の夏、カミソリで手首を切り自殺未遂を図る。
1986年
中学校に入ると父親への反発から野球部へ入部。
プロ野球選手を目指す。
1989年
野球の名門:星稜高校に入学。
聞きしに勝る厳しい練習の中、かかとを痛め野球部を退部。
1993年
野球での挫折を乗り越え、猛勉強の末、横浜国立大学教育学部に合格。
再び、野球を始め、その後エースとして活躍。
だが、卒業後の就職に関しては、サラリーマンだった父の背中だけは追いたくないと勤め人を拒絶するが、将来の目標を見つけ出せず、暗澹とした日々を送る。
1998年
演劇のカリスマ"唐十郎"と出会い、劇団唐組に入団。
紅テント公演に同行し、唐十郎の演出助手を務めながら、劇作家を目指すが、それも長続きせず劇団から放り出される。
そんな折、大学時代の先輩から「群馬の山奥に学校があり、そこで教師を求めているので、行ってみてはどうだ」という1本の電話が・・・
2004年
11月、不退転の決意を示す為に生活用具一式と布団を持参し、教員免許も持たずに全寮制の中高一貫校・白根開善中高等部の門を叩く。
"ダメなら1ヶ月でクビ"と念を押され、補助教員として採用される。
2005年
通信教育により、教員免許を取得し、晴れて英語の教師になる。
2008年
3月、自身の体験を綴った著書『リストカット少年、教師になる』(双葉社)を出版。また、同月、フジテレビ金曜プレステージ「熱血教師スペシャル 第一夜 居場所を下さい 2008春」にてドキュメンタリーを放送。
現代の問題を象徴した内容が話題を呼ぶ。
現 在
担任も持ち、非行、不登校、自傷行為などの問題やハンディキャップを抱えた生徒たちと日々全身で向き合っている。







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